EvidenceによるBI入門 #002
基本的な準備 システム構成の概要 Evidenceのアーキテクチャ Evidenceは基本的には、データソース、DuckDB、レンダリングエンジンという仕組みになっています。実際には更に、 静的サイトジェネレータも重要な位置を示しますが、その性質からここには表現していません。以下の図にEvidenceの基本的なアーキテクチャを示します。 まず、データソースからデータが取り出され、共通のデータ形式であるParquetに変換されます。ParquetはDuckDBによって利用されます。 従って、Evidenceで利用可能なデータは基本的にParquetに抽出されたデータに限定されます。 よって、標準的なBIツールのようにOn the flyのクエリを動的に送出してリアルタイムなデータを反映させることは出来ません。 従って、そのような要件が含まれる場合にはEvidenceは適切な選択肢ではありません。 従って、ドキュメントの流れまで含めて、アーキテクチャを図示すると以下のような形になります。 動作環境 Evidenceを動作させるためには、以下の環境が必要です。 Node.js: バージョン ≥18.13, 20, または 22 が必要です。初めてインストールする場合は、LTS(長期サポート)バージョンの利用が推奨されています。現在のNode.jsのバージョンはコマンド node -v で確認できます。 NPM (Node Package Manager): バージョン 7 以上が必要です。 Git: Gitがインストールされている必要があります。Gitがインストールされていない場合は、インストールする必要があります。GitHubへの登録も推奨されています。 これらの要件を満たすことで、Evidenceをローカル環境にインストールし、データプロダクトの構築を開始することができます。 現在のNode.jsのバージョンの確認方法 node -v 最新のNode.jsへの更新方法 scoop update nodejs-lts npmのバージョン確認方法 npm -v gitのインストール方法 scoop install git Evidenceのインストール方法 Evidenceには幾つかのインストールパターンがありますが、ダッシュボード開発時にはVisual Studio Codeと専用の拡張機能の利用が推奨されます。 本アーティクルでは、基本的にはScoopで環境構築を行っています。 scoopがインストールされている場合は以下のコマンドでnode.jsやNPMを展開できます。 scoopを利用することで、バージョンの管理、アップデートは容易になります。 scoop install nodejs-lts なお、本アーティクル以降ではVisual Studio Codeでの構築を行っていきますので、Visual Studio CodeにEvidenceの拡張機能を導入してください。 また、これらのインストール中にエラーが生じた場合には、そのステップに応じて、ScoopやVisual Studio Code、Evidenceのドキュメントを参照してください。 システム構成の概要 ダッシュボード開発時の典型的な構成は以下のようになります。 ...